| ■『教育のありよう』を見直す | |
| 現代教育の問題は「社会の入り口」を目指しているところにある。 義務教育とは中学までの教育を示し、その後の自主教育は高校から社会人になるまでを示しているが、「一生勉強」というように自主教育の期間は死ぬまでとなる。 よって、教育の目指すところは「社会の入り口」ではなく『人生の出口』である。 この教育観は『生き様』であり、教育のありようは『死に様』に現れる。 生かされている間は常に自主教育期間であり、『教育』とは「教え育てる」と「教わり育つ」という相対的な意を内在し、その本意は『人間教育(人間としての教育)』である。 「人間教育」とは『意識教育』であり、知育・徳育・体育という三要素の相対性の中で『意識の高揚』が図られてくる教育体系と考える。 この三要素は単独でも育まれるが「意識の高揚」には結びつかない。『三要素の相対状態』における其々の育みによって「意識の高揚」が促されてくる。 「心が所作動作に表れる」というように三要素の中核は『体育』でり、この「体育」を中核とする「教育のありよう」が『生涯的な自主教育』の体系を形成する。 |
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| ■『意識の高揚』を促す | |
| 「生涯的な自主教育」の中核となる『体育』とは、動きを体現する体性神経系(感覚神経+運動神経)を切り口として『神経系機能の再活性化』を図り、人間特有の動き方(人間技)を取り戻していく取り組みとなる。 動的な「神経系機能の再活性化」により、快適な運動・スポーツ・競技が成り立ち、『健全な動』から『健全な静』が養われ、『中枢脳を含めた全身脳』を正常に再活性化させ『心技体の調律』を促す。 この取り組みが「運動脳力開発」であり、「超高齢化社会」および『青少年体力高齢化社会』に先駆けた『次世代型の予防医学体系』の確立を教育という視点から目指すものである。 よって、「健康の為に運動・体操…」とか「競技力向上の為にトレーニング…」とかの努力を実らせる為には、「運動の量」に目を向ける前に、動的な「神経系機能の再活性化」による『動作の類の改革』と『質の改善』が先決となる。 動作とは「人が動き作用を起す」という意より、『働作』(人偏の着いた動である「働」)と表現する。 この「働作」の基点となるのは『意識』であり、『意識』の性質が「働作という現象」として現れる。よって、「働作の類の改革」と「質の改善」により『意識の高揚』が促される。 |
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| ■『感覚の性質』を再構築する | |
| 人間は日常の生活の中で歩いたり、階段を上り下りしたりと何らかの運動を行っている。よって、働作の見直しはスポーツ選手のみに必要な取り組みではない。 「スポーツ運動神経」の土台は「日常運動神経」であり、老若男女も運動選手も運動不足の方々も人間としての働作の基点は同じである。 この基点の見直しの切り口は『感覚のありよう』の見直しとなる。 感覚神経がどのように捉えるか?運動神経がどのように指令するか?によって、それに見合った「働作」として体現されてくる。 感覚は外部情報と内部情報を捉えており、この動的な内部情報とは『指令の仕方』であり、且つ『「指令の仕方」の監視』でもある。 このように外部情報と内部情報を捉える『感覚の性質』が大切であり、このような意を内在した「感覚の性質」を『感性』と称する。 この『感性』を再構築し高めていくトレーニングが『NSRトレーニング』であり、『働作の類の改革』が促され『感性力』が高まり『働作の改善』が成されてくる。 |
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| ■『充実した人生』を育む | |
| 独自の身体操法の指導方法であるNSRトレーニング〔神経系機能再活性化(Nervous System Reactivate)トレーニング〕により、個々の持つ人間技(働作)を見直し、心技体の三要素の相対性の中で『感性力』を高めることによって『意識』の高揚を促し、あらゆる場面に即した『心体作用』(人間技:働作)を身に付けて、日常生活や競技の中の対処に活かし、『充実した人生』を育んでいくことを最終目標とする。 この「NSRトレーニング」の中核となる「心体作用の促進法」が『体幹内操法』となる。 |
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| ■『自らに感謝する心』を促す | |
| 「意識によって感性力が働作(心体に作用)を促す」ということは、『働作(心体作用)によって感性力が高まり意識の高揚が促されてくる』ともいえる。 この「意識の高揚を促す乗り物である身体」、「お金では手に入れることのできない尊い身体」に対して、感謝する心が湧き出てくる取り組みようが正しい働作(心体作用)を促す。 よって、『自らに感謝する心』が促されていることを感じ取れる研究姿勢により、自分以外の人・事象に感謝する心も自ずと湧き出てくる。 |
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| ■『実践・検証による実証』で研究を生かす | |
| 自らの実践・検証は然ることながら、共同研究者でもある「体幹内操法にご興味を抱いて頂いている皆様」との交流により、あらゆる場面・分野での『実践・検証による実証』がなされるため、共々の研究を生かしていける。よって、研究を生かし育てるべく、できうる限り交流の場を設けるよう努める。 | |
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